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CHIME白州 上棟式レポート|『NAP bed and lounge』の2号店『SUISUI』『BAOBAO』が年内10月にオープン

2025年6月8日(日)。山梨県北杜市を拠点に、注文住宅や公共施設等の建築を手がける株式会社 巧光建設(たくみ建設)は、“集まり、くらす”をコンセプトに掲げた分譲住宅『CHIME白州(チャイムはくしゅう)』の上棟式を執り行いました。
昨年6月のプロジェクトリリースから約1年。会場となった北杜市白州町白須地区の建設地には関係者や地域の人々が集まり、神主による厳かな儀式が行われたほか、年内に完成予定の住宅棟や店舗棟の見学も行われました。
店舗棟は10月オープンを予定しており、2階には1日1組限定の宿泊施設『SUISUI』、1階にはハンバーガーや点心を提供する『BAOBAO』がオープン予定。両店を手がける甲府市の『NAP bed and lounge』代表・吉田陽祐(よしだ ようすけ)氏も現地を訪れ、事業の方向性やブランドイメージを関係者に説明する姿も見られました。

名水とコモンが育む“新しい分譲住宅” 『CHIME白州』とは?

“集まり、くらす”ことをコンセプトに設計された分譲住宅地。起伏ある地形を生かした2700平米の敷地に、Aタイプ、Bタイプの住宅5棟が不規則に立ち並びます。敷地内には飲食と宿泊サービスを提供する店舗棟のほか、共用の広場や畑などくらしの中で自然と交流が生まれる「コモンスペース」を積極的に取り入れているのが特徴。開かれた公園のような共有エリアを設え、単なる住宅地ではなく、周辺住民とのコミュニティも育むことができる場を目指しています。

CHIME白州完成イメージ

構想から約3年を経て

「やっとここまで漕ぎ着けることができた」と話す、たくみ建設代表・小石 雅之(こいし まさゆき)氏。建築デザインパートナーである一級建築士の稲山 貴則(いねやま たかのり)氏、施工を請け負う棟梁とともに上棟式に臨みます。上棟式は、新築工事における大きな節目として行われる重要な儀式で、建物の柱や梁といった骨組みが組み上がり、屋根を支える最上部の棟木(むなぎ)を取り付ける際に執り行われるもの。地域によっては、「棟上げ(むねあげ)」や「建前(たてまえ)」、「建舞(たてまい)」といった呼び名で親しまれており、古くから受け継がれてきた伝統行事のひとつです。

上棟式に臨むたくみ建設代表の小石氏、建築士の稲山氏等

近年では簡略化した形式で執り行う、もしくは上棟式自体を行わないケースもあるようですが、プロジェクトの安全と成功を祈願するとともに、近隣住民へのご挨拶を兼ねて式を挙行。棟梁と施主が家の四隅に酒・米・塩をまく「四方固めの儀」をはじめ、厳粛な雰囲気の中、参列者の真剣な眼差しのもとで儀式は進行しました。
式が終わると参列者に御神酒が手渡され、神主による挨拶で乾杯。和やかな雰囲気の中で見学へと進んでいきます。

ご祈祷の後は地域住民の皆さんと乾杯

『NAP bed and lounge』2号店となる『SUISUI』『BAOBAO』がOPEN!

「天井も高く、図面で見ていた想定より広い印象」。そう話すのは、店舗棟を手がける吉田氏。2018年に甲府市柳小路商店街内でオープンさせたゲストハウス兼カフェ&バー「NAP bed and lounge」を人気店へと成長させた実績をひっさげ、本プロジェクトに参画したキーパーソンです。

『SUISUI』『BAOBAO』を手がける吉田氏
甲府市に店を構える『NAP bed and lounge』1Fのラウンジスペース
2階のゲストハウスには通年多くの観光客が訪れている

待望の2号店となる両店は、登山客や観光客をターゲットとし1日1組限定の宿泊サービスを展開しつつ、地元の食材を使用したハンバーガーや点心料理などを提供予定。「南アルプス連峰の絶景と川のせせらぎに包まれる、キャンプやグランピングよりひとつ上の空間を提供したい」と、オープンに向けて意気込みを語ってくれました。

提供料理イメージ

用途多彩な軒下空間と、心地よいサイズ感

建設中の住宅棟(Aタイプ)を訪れた地元の人々がまず驚いたのは、土間からの延長でつながる広々とした軒下空間。軒先に流れる小川の音と周辺に広がる田園風景に癒される上質なスペースです。「家族の時間やプライベートなひとときなど、様々な用途で使ってもらいたい」と話す稲山氏。上下2面の軒下空間を備えるタイプBの住宅棟にも期待が集まります。

地域の皆さんと住宅棟を見学

大きなガラス戸から内部に入ると、天井が吹き抜けに設計されたリビング・ダイニングが広がり、2階には成長に応じて仕切り可能な子ども部屋スペースと寝室スペースを設計。どこにいても家族の気配を感じられる、広すぎず心地よいサイズ感の居住空間が設えられています。

現在建設中のタイプA住宅完成イメージ
来季着工予定のタイプB住宅完成イメージ

地域に“開かれた場所”に

第1期工事の竣工は年内を目標としています。引き続き住宅棟の建設と並行し、住民同士でシェアできる共有畑や、地域の人々も利用可能な広場などの整地も進行予定。以降も住民、地域の人々、観光客が行き来する“開かれた場所”を目指し、着実に建設を進めてまいります。
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